【イーデリ活動報告】2月分
2022年2月4日(金)
※自殺防止支援
2月4日(金)に国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センターで活躍する職員やボランティアの方へ30名分の菓子類を提供しました。
国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センターHP
以下、インターン生からのレポートです。
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てつたろうでは大阪自殺防止センターの方々にお菓子を配っている。私も同行させてもらい、センターの理事長北條さんに話を伺った。私は以前から、「寄り添う」とはどういうことなのか疑問に思っていた。「共感すること」は寄り添うことと似ているような気がするが、心の底から共感できていない場合、それはたちまち薄っぺらさを帯びてしまう。とはいえ、人間であるかぎり皆心の底から共感できることばかりではない。また、「肯定する事」も違う気がする。「自分はここがダメなんだ」と言った時「いやあなたは何も悪くない、ダメじゃない」と言われても私は「その人なりに私の味方でいようとしてくれているんだな」とは感じるが、「寄り添ってくれている」とは感じない気がする。だから疑問に思っていた。けれど、今回北條さんの話を聞いて「その人に真摯に向き合い、その人を理解しようとする事(理解することではないし、相手を完全に理解することはそもそもできない)」が「寄り添う事」へ繋がるのだと感じ、それをするためには相手を知ろうとする質問をするとよいということを学んだ。寄り添うことはきっと誰にでもできることだが、単純かと言われたら、そうではないと思う。これからの未来で誰かから相談を受けるとき、寄り添うことのできる人間でありたいなと思った。
北條さんは「お菓子をもらえること自体も嬉しいが、自分たちがしていることを見て、応援してくれている人がいるという事実に元気づけられる」と話していた。その後、インタビュー内容を社員の岩さんと共有していく中で、人間誰しも誰かにどう思われたいという承認欲求以前に、自分を見てほしいと思う欲求がある生き物だろうという話になった。居場所になるためには、認めたり、肯定したりせずとも、話を聞き、コミュニケーションとることを通じて相手を見るだけで十分であり、むしろそれが一番重要だと思うようになった。北條さんのインタビューで、社長やその周りの方々の想いを感じることができただけでなく、自分の人生において大事にしたいと思う考え方も得ることが出来た。
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訪問時にビフレンダーズ内に掲示されていた新聞コラムに、こんな文章が書かれていました。
「この世から剥離しかけた人を、最後にこの世に繋ぎ止めるのは、言葉だと信じている」
柳美里さんの言葉です。
1月は大阪だけで74名の方が、
全国では1610名の方が自ら命を絶っています。
2021年の1年間で全国21,007人、大阪は1,376人と、2020年に比べ全国では74人(約0.4%)、大阪では33人減少しましたが、20代50代の自殺が増え、女性の比率が高くなっています。
自殺の多くは多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な要因が連鎖する中で起きています。
1人でも多くの人が何度でもチャレンジ、やり直しが出来て輝けるよう、これからも引き続き地道な活動を実践していきますので、応援して頂ければ幸いです。
まずはてつたろうで実例を作り、イーデリを全国の飲食店に
広げていければと考えています。
是非、イーデリへのご支援をお願い致します。
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