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NEWSおしらせ

【孤独・孤立フォーラムにて登壇しました】フォーラムレポート

12月22日(木)、エル・おおさか(大阪府立労働センター)にて、大阪府が主催の「大阪府孤独・孤立公民連携プラットフォーム」が開催されました。

その中で弊社の柳川は、5分ほどイーデリの活動実績と、そこにかける想いをお話させていただきました。フォーラム後にお声がけくださった方々や、フォーラムをきっかけにご来店いただいた方々がいらっしゃり、嬉しく思いました。

ありがとうございます!

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また、フォーラムでの村木教授(津田塾大学 客員教授/内閣官房 孤独・孤立対策担当室 政策参与)の講演を通じて感じたこと、心に残ったことについて少しお話させていただきます。

経済的困窮社会との繋がりの無さが孤独・孤立に繋がり、そしてこれは喫煙や過度な飲酒よりも高く死亡率に影響を及ぼすことが、研究により分かってきたというお話がありました。

社会との繋がりについて具体的に挙げると、

・未婚の人

・一人暮らしをしている人

・仕事が無い人

が孤独を感じている確率が高く、

孤独を感じる直前には、

・一人暮らしになった

・転校や転職があった

・家族と死別した

・心身の重大なトラブルがあった

と答えた人が多かったそうで、

これはつまり、日常生活において何かとの繋がりが途絶えた人が、それらをきっかけに孤独を感じるということです。

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孤独を感じる人の中には、自分には支援が必要だと感じる人もいますが、大半は「我慢できるから」や「支援の受け方がわからないから」といった理由から支援を受けていないという現状があるそうで、孤独を感じる人への課題はたくさん残っていることを感じました。

近年、SDGsが社会に浸透しつつありますが、このSDGsの理念は「誰一人取り残さない」です。

所得格差の拡大は、経済成長を大幅に抑制しているという研究結果が出ていること、

また、人は支える時よりも支えられるときの方が元気をもらえることが往々にしてあることから、

誰一人取り残さないのは、その『支援される1人』のためだけではなく、社会全体のためになっていると、お話されていました。

この言葉を聞いた時、

以前からあった「イーデリは、生活困窮者のためだけではなく、社会全体に向けられた活動である」という考えが、確信に変わりました。

そして、ご講演の中で村木教授が、

「1人でどうにかしようと思う勇気を、誰かに相談してみようという勇気に変換してみてください」

と仰っていました。

確かに、同じ勇気を振り絞ったでも、その勇気のが違うだけで結果は大きく変わってくるだろうなと思いました。

でもやっぱり誰かに相談する勇気が持てない、そんな方はぜひ一度てつたろうへご飯を食べに来てください。真心こめて作られた温かいご飯は、心にも温もりを届けます。

誰に話していいかもわからないけど、ただ話したい、そんなときのために「てつたろうの社長と喋ろう!」なんていった、ご飯のお供のご注文(もちろん無料です)もお店で承っています。お気軽にいらしてください。

 

最後に、このフォーラムの中で村木先生が紹介された熊谷教授の言葉を書いて締めたいと思います。

「『自立』とは依存しないことではない。『自立』とはたくさんのものに少しずつ依存できるようになることである」

(東京大学先端科学技術研究センター准教授 
熊谷晋一郎)

てつたろうが、ご来店いただく皆様の心の拠り所の一つになれるよう、精進してまいります。

(てつたろうスタッフ)

 

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