【イーデリ活動報告】2021年10月12日(火)14日(木)※ホームレス支援
【【イーデリ活動報告】2021年10月12日(火)14日(木)※ホームレス支援】
【イーデリ活動報告】10月分 2021年10月12日(火)14日(木) ※ホームレス支援
てつたろうが新しく始めたサービス EAT&DELIVER 通称イーデリの活動報告です。
10月12日(火)の夜回りで85名分の弁当
10月14日(木)の相談会で30名分の弁当を提供しました。
11月からは寒くなり凍死の危険性が高まるため、月2回の夜回りになります。
ご支援頂いた皆様、応援してくれている皆様、ありがとうございます。
費用は8月末までにイーデリに申し込み済みで 9月末までに未使用だったサブスク残金を利用しています。 夜回り活動で弁当や情報、人のぬくもりを配布していますが、 実はそれだけでは終わりません。 夜回り中はゆっくりと話すことが出来ないので 「日中にHomedoorへ来てください。弁当有りますよ。」と、 認定NPO法人Homedoorまでの道順や情報を記載した”手紙”を添えています。その手紙を持って訪問してきた方に弁当を手渡し、状況に応じて仕事の話をしたり近況報告を交換するのが「相談会」とした日です。 だいたい夜回りから1日置いた日に設定します。 相談に来る人が少ない時はNPOの上階に仮住まいしている方々にも配布します。 この相談会がきっかけで仕事に就けた方や仮住まいに移行された方もいますので、路上生活者にとっても安心して話が出来る日になっているのかなと思います。そんな大切な日に、てつたろうの弁当が活躍して嬉しく思っています。
今回は路上生活者が弁当を食べ始めるところから食べ終わるまでゆっくり話をすることも出来ました。アルミ缶を集めても1日1000円ほどにしかならないことや、炊き出しが以前より少なくなったこと、弁当に対して心から感謝してることなどたくさん話しが出来ました。
先日放映されたテレビを観て、「働かなくても食えるホームレスを増やすだけ」「ホームレス助ける必要あるんか?世の中何の約にもたっとらん。」「こんなことしてるからますます自他楽になるんじゃないかね」(全て原文ママ)というコメントも頂いた。
てつたろうもHomedoorも「ホームレスを無くすこと」は目指していない。誰にでも、何度でもチャレンジ出来る環境を作り出そうとしている。だから、”強制的”に仕事をするよう求めない。情報とぬくもりを届け続け、その人達自らの選択に重きを置いている。 夜回りしていると、1回や2回でわからなかったことが5回6回積み重ねることで見えてくること、わかってくることがある。だから、そのようなコメントにも「5〜6回夜回りしたら、たぶんわかると思うねんけどな〜」という気持ちで読んでいる。 行政や国の責任にしている人もいるが、少なくとも大阪では昨年の給付金の受け取りに対して方法を緩和されたし、ワクチンも打てるように手配してくれた。(もちろん、NPOからの声などが反映された訳だが) 国や行政に何かを求めるよりも、1人1人が目の前の問題に立ち向かえるようになればきっと良い社会になると思っています。
もしも、国や行政にホームレス問題について何かを伝えたいなら、まずはHomedoorや他の支援団体などで現状を知ってからでも遅くはないかと。表面では見えていないことがたくさん有ります。
先月の報告でも伝えましたが、Homedoorに届いたおっちゃんからの「野宿で寝床は何とかなるが衣と食はどうにもならん。弁当と、毎月会えることが生きる喜びだった。1日でも長く生きたい。」との言葉は、1ヶ月以上経った今でも心に残っている。
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10月は大阪だけで79名の方が、 全国では1590名の方が自ら命を絶っています。 1人でも多くの人が何度でもチャレンジして輝けるよう、これからも引き続き地道な活動を実践していきますので、応援して頂ければ幸いです。 まずはてつたろうで実例を作り、イーデリを全国の飲食店に 広げていければと考えています。 是非、イーデリへのご支援をお願い致します。 https://tetsutarou.com/eat_deliver/index.html
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